カオスは遺伝する+雑記

先程のことである。私はチキンラーメンを食べようと思い、鍋に水を入れ火にかけて沸くのを待っていた。するとどこからともなく母親が現れ、私に対し世間話をふっかけてきた。私は台所の椅子に座り、鍋の方を眺めながら適当に相槌を打っていた。

暫くするとその者は冷蔵庫からおもむろにキムチと玉ねぎを取り出した。何か作るのか?奴はまな板を置き、玉ねぎを薄切りにした。まさかな、そう思った刹那、玉ねぎは鍋の中に入っていた。続けてチキンラーメンを投入した。

こいつは一体何をしているのか?そう思いながら黙って見ているとそいつはこちらへ振り向き、「勝手に野菜入れたけど大丈夫?」と尋ねてきた。私のマインドはクラッシュされた。

何故本人の了承を得ることなく無断で食材を投下するのか?しかし100歩譲って、そのままでは味気ない即席めんを彩ろうとしてくれた計らいには感謝を示したいかもしれない。だが私は、チキンラーメンに玉ねぎを入れる奴は初めて見たし、極めて意味不明であり誠に遺憾である。

しかしせっかく調理されたのだから食べた。別に玉ねぎを入れたところで味が変わるわけでもない普通のラーメンだが、私はそのようなラーメンは初めて食べた。そしてその時思った。奴の一連の行動はカオスに他ならない。どのような思考回路をしているのか?間、髪をいれずに私はこの者の子どもであることを再認識した。私の脳がバグっているのは、授かりモノであった。(Fin)

近況

やりたいことで生計を立てるための行動であるが、私はマンガを描こうとしていたのだが予定通り、予定を変更した。無性にゲームが作りたくなったのでUnityでゲーム開発に着手した。ゆるいオープンワールドゲームを作りたくなったのである。

まだ全く形にはなっていないが、試行錯誤してて思うのは、ゲームの素材に関してはアセットは最強だが、機能の実装の方面はアセットはいまいちしっくりくるものが無いので結局自分でスクリプト書いた方がスキルも磨けて良いだろうと思った。優れたものがあっても、よい値段がするので今の私にとっては手が届かない。書籍やネットの情報を漁り、どうにか自分の中に抽象的に本質を落とし込む努力をしている。まあそんなところである。

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